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山の上の家―庄野潤三の本
によって 庄野 潤三
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山の上の家―庄野潤三の本の詳細
本のタイトル : 山の上の家―庄野潤三の本
作者 : 庄野 潤三
ISBN-10 : 4904816285
発売日 : 2018/8/1
カテゴリ : 本
ファイル名 : 山の上の家-庄野潤三の本.pdf
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没後9年。いまだ読まれ続ける庄野潤三のおそらく初と思われる案内書。巻頭文が佐伯一麦ときては、手に取らないわけにはいきませんね。初めに「夕べの雲」以来の名作の舞台となった、生田の山の上の自邸が多くの写真で紹介されています。家族たちの暮らしの温かみが、一枚一枚から伝わってくるようです。子供たちが寄せた文章も父親への尊敬と愛情が率直に伝わるものです。父親が倒れて要介護状態になったときは、長男一家が実家にもどり庭に家を建て、ほかの子供たちも総出で「介護艦隊」を編成したとのこと。同じ長女夏子氏による、本書の掉尾を飾る一文でも「お父くん、お母くん」とよびかけて息子(潤三の孫)の結婚を報告。文章から伺える明るさは、両親の愛情をたっぷり受けた証でしょうか。単行本未収録の「青葉の笛」は、予備士官たちの出征前の日々を描いた中編で、死後発表された「逸見小学校」と同じ千野少尉が主人公。死地に赴く直前の士官たちの決意、哀しみ、未練などが混然となった情感を描く佳作です。他に、庄野好きのライターや研究者、本書発行者たちが、それぞれの思いを込めて語る「全著作案内」と、小説中の文章を引用して編まれた「年譜のかわりに」。死してなお、家族に読者にこれほど偲ばれる庄野潤三。改めて「全集」の刊行を望みます。
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